トップ > やすひさの独り言

やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

  • メールマガジン登録・解除
  • 全タイトル一覧
  • バックナンバー
2006/05/08(月) NO.436号 

急遽、国連に向けて発つ(5月8日)

 昨7日(日)の昼間、外務省秘書官から連絡があり、9日(火)に国連安全保障理事会にてスーダン・ダルフール情勢に関する閣僚級会合が開催される事となり、国会対策委員会の了解が得られれば、麻生大臣に代わり、明8日の夕方にはニューヨークに向けて発つ事となった。丁度同日、昨年9月の国連首脳会合で人権委員会に替えて設立が基本合意されていた人権理事会の理事国選挙が初めて国連総会にて実施されるため、投票にも参加する事となるという。

 午後5時過ぎの便で成田を発ち、現地時間の同日夕刻、NY・JFK空港に到着。国連本部前のホテルにチェックイン。夜8時から夕食をとりながら、大島大使以下国連代表部や総合政策局幹部と打ち合わせ。5月5日にナイジェリアのアブジャでのスーダン和平交渉が、一部勢力が未参加ながら漸く概ね合意に至った事を受け、国際社会が和平プロセスを強力にバックアップする事を示すために急遽安保理にて閣僚級会合を開催する事になったのだ。イラン問題、パレスチナ問題で常任理事国5カ国の外務大臣が全員NYにいる機会を捉えた会合で、実現には米国・ライス国務長官の強力なイニシアティブがあったとも言われている。人権理事会選挙は47カ国を選出するが、地域ごとに定数が決まっており、アジアは13カ国が定数のところ18カ国が立候補。早めに総会会議場に行って「最後のお願い」を手分けして行う事となった。

 ホテルに戻り、メールを見ようとするも、ハイスピードインターネットが館内中故障で使用不可。ロビー周辺はワイヤレスブロードバンドが無料で利用可能、と言うのでトライするが、利用している人達もうまくいったりいかなかったり。IT先進国のはずの米国にしては大雑把な話しだ。明日、ホテルを替わる事にする。