2013/10/14(月) NO.776号
がん登録法案を臨時国会へ
昨年夏以来、私が自民・公明・民主の3党による法制化チームの事務局として取り組んでいる「がん登録法案」。明日から始まる臨時国会でこの法案を提出し、会期内成立、28年度制度スタートへ道筋をつけるべく、現在大詰めの調整を行っている。がんで苦しむ患者の皆様に、より多くの希望を届けたい。そのためにもこの法案の重要性は大きい。
現在健康増進法における地方自治体の努力義務に過ぎない地域がん登録を、他の先進国並みに、国の責任において全数登録を義務化し、悉皆的なデータに基づいた分析によって、予防措置を含むがん対策、そして治療法の開発などができるよう法制化するのが、この「がん登録法案」だ。10回にわたる作業チームの集中的な議論の他、2度にわたるパブリックコメントを実施し、広く医療関係者、患者の皆様やその他関係する皆様方から意見を聴取した。
法案に関し、9月中に超党派の議連である「国会がん患者と家族の会」所属各党の主だった議員から意見聴取を行った。その際出された論点の中で、情報の匿名性や登録に協力しない医療機関への罰則のあり方等について最終調整中だ。しかし必ずや意見の合意を得て、全会一致の、いわゆる「委員長提案」に持ち込みたい。
本議員立法の目指すところは党派性には関係なく、将来のがん予防、がん対策、がん研究に役立つ、がん患者のみならず広く国民、ひいては人類にとって利益をもたらすものだからだ。
今後予定される作業チーム会合やがん議連総会、そして各々の党内での法案了承プロセスをしっかりと進め、一日も早くこの制度を皆様にお届けできるよう、鋭意頑張りたいと思う。
現在健康増進法における地方自治体の努力義務に過ぎない地域がん登録を、他の先進国並みに、国の責任において全数登録を義務化し、悉皆的なデータに基づいた分析によって、予防措置を含むがん対策、そして治療法の開発などができるよう法制化するのが、この「がん登録法案」だ。10回にわたる作業チームの集中的な議論の他、2度にわたるパブリックコメントを実施し、広く医療関係者、患者の皆様やその他関係する皆様方から意見を聴取した。
法案に関し、9月中に超党派の議連である「国会がん患者と家族の会」所属各党の主だった議員から意見聴取を行った。その際出された論点の中で、情報の匿名性や登録に協力しない医療機関への罰則のあり方等について最終調整中だ。しかし必ずや意見の合意を得て、全会一致の、いわゆる「委員長提案」に持ち込みたい。
本議員立法の目指すところは党派性には関係なく、将来のがん予防、がん対策、がん研究に役立つ、がん患者のみならず広く国民、ひいては人類にとって利益をもたらすものだからだ。
今後予定される作業チーム会合やがん議連総会、そして各々の党内での法案了承プロセスをしっかりと進め、一日も早くこの制度を皆様にお届けできるよう、鋭意頑張りたいと思う。
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