トップ > やすひさの独り言

やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

  • メールマガジン登録・解除
  • 全タイトル一覧
  • バックナンバー
2005/10/01(土) NO.410号 

第8回日米金融シンポジウム開催(10月1日)

 98年以来日本と米国交互に開催してきた日米金融シンポジウムの第8回会合を御殿場の経団連ゲストハウスで昨夕から明日昼過ぎまでの予定で開催。3回目の御殿場会議だ。ハーバードロースクールと共催で、私は初回からアジェンダ設定から資金調達まで事務局的役割を果たしてきている会議だ。今年は最大の参加者を得、昨晩はカクテル、ディナーに続き財務省の渡辺財務官のスピーチからスタート。

 今日は朝から雲ひとつない秋晴れ、3回目の会議にして初めて富士山の雄姿がドーンと目の前に見え、感激。選挙疲れが吹き飛ぶ。第一セッション「日・米の資本主義」、第二セッション「巨大金融機関の経営と規制」共に2人ずつの発表の後、小グループに分かれてディスカッション。それぞれにおいて濃密な議論。広汎な問題が提起され、宿題が大分できた。

 昼食スピーチには、私がお願いした西室東京証券取引所会長がわざわざ東京から駆けつけて下さる。深謝。

 午後の第三セッションは「日本の郵政改革と米国ファニーメイの経験」。やっと郵貯・簡保問題を正面から議論できるようになった。民営化後の民間銀行・保険会社とのイコールフッティングが確実に問題になりそうだ。

 夜のディナースピーチは、新生銀行の八代会長と WL Ross & Co.LLC の CEO のRoss氏が行う予定だ。

 明日の午後には松山に帰る。