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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2014/12/01(月) NO.799号 

未来への責任。

 私にとっても、そしておそらく国民の皆さまにとっても突然の衆議院解散から10日が過ぎた。公務をこなしながら、合間を縫って地元松山の皆さまへご挨拶回りをさせて頂く、怒涛のような日々を送ってきた。いよいよ明日、衆議院総選挙の公示日を迎える。
 
 いま日本は、大きな岐路に立っている。2年前に自民党が政権復帰を果たしてから今日まで、私たちは「強い経済を取り戻せ」という国民の皆さまの声に応え、最重点で経済政策に取り組んだ結果、雇用は改善し、所得も上がり始めた。15年間苦しんだデフレから脱却するチャンスを、ようやく掴もうとしているのだ。
 
 この景気回復の道を確かなものとするため、今回、安倍政権は、消費税10%への引き上げを18か月延期することを決定した。その間に「雇用増と賃金上昇の好循環」をもたらす成長戦略を加速し、経済成長と財政再建の責任を果たしていく決意である。財源の裏付けもなしにバラマキを訴える無責任な主張に耳を傾けてはならない。経済の現状、少子高齢社会の社会保障のあり方、そして厳しい財政の現実をしっかり踏まえた、重い選択を問う選挙なのだ。

 私は、初当選以来21年余り、皆様の温かいご支援を頂き、愛媛、松山の力強い再生と、日本の復活に向け、ひたすら邁進してきた。強い経済は、「地方創生」から。何より松山の活性化、中小企業の底上げに、引き続き全力で取り組んでいく覚悟だ。

 また、厚生労働大臣として、子育て支援、医療・介護、年金の改革を実現する。子どもや若者、女性、高齢者、障がい者が、安心と生きがいを感じられる「すべての人が輝く社会」を構築するため、きめの細かい、心のこもった政策を実施し、この重責を担って参りたい。

 「未来への責任」。国と地方の再生のため、そして確かな未来を次世代に手渡すために、私たちにはこの道しかない。皆様のご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。