トップ > やすひさの独り言

やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

  • メールマガジン登録・解除
  • 全タイトル一覧
  • バックナンバー
2006/01/12(木) NO.422号 

やや長めの海外出張に出る(1月12日)

 昨日、成田を発ちフィリピンのマニラに来る。日・フィリピン外交関係正常化50周年記念行事への日本代表としての出席が主目的だ。その後、タイ、インドネシア、中国・北京と回り、19日午後に帰国予定だ。やや長めの出張。18日の党大会も残念ながら出席できない。

 マニラ到着後、まずロムロ外務長官と会談。EPA、東アジア共同体等々幅広く議論。夜の50周年式典と行事は結構感動的だった。日本とフィリピンの太鼓グループの競演と、ジョイントパフォーマンスだが、双方とも極めてレベルの高い演奏で、会場が沸きに沸いた。閉幕後、ロビーにて観客とパフォーマーが交わる。

 翌日、まず昨年もお会いした前貿易産業長官のロハス上院議員の自宅で朝食をともにしながら意見交換。素晴らしいご自宅だ。その後、同議員のお母さん達一族が経営する近くの市場を見学。続いて、大使公邸にて、在比日本経済人と懇談。かつてタイと同程度の経済だったフィリピン経済がなぜここまでタイに後れを取ったのかなど、興味深いお話を沢山聞く。

 午後、アヤラ財閥の総帥であるゾベル・デ・アヤラ氏と懇談。外見はまさにスペイン人。英語も米国での教育もあって完全にネイティブ。日本とは三菱商事との関係が深い、という。その後テベス財務長官と会談。

 私にとって感激だったのは、シアゾン駐日比大使から昨年紹介を受けたパンギリナン上院議員が、ハーバード大学ケネディースクール同窓会の面々を会長以下10名余り集めてくれたことだ(私のHPの「ライブレポート」に写真掲載)。皆それぞれ重要な仕事に就いている人ばかりだ。日比のKSG同窓生を中心に、今年の夏を目途にアジアの同窓に声をかけてフィリピンで中核メンバーによる準備会合を開催し、来年、アジアのどこかで多少大きめの会合を開催しよう、ということになった。帰国後、日本のKSG同窓会の皆さんと相談する。

 深夜、バンコクに到着。