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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2016/01/01(金) NO.803号 

謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。厚生労働大臣の塩崎恭久です。
 2016年の新春をお健やかにお迎えのことと、謹んでお慶び申し上げます。旧年中は、温かいご支援、ご指導を賜り、心より厚く御礼申し上げます。とりわけこの1月で、厚生労働大臣に就任してから1年4ヶ月となりますが、この間、変わらずにご支援頂きました皆様に心より感謝申し上げる次第です。引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
 
 今年は丙申(ひのえさる)年ですが、丙(ひのえ)は形が明らかになる、申(さる)は、完熟までではないが、成熟し、固まっていく、という意味があると言われています。干支の一巡前である60年前の昭和31年、1956年には「もはや戦後ではない」が流行語で、そこから高度経済成長が本格化しました。今年も同様に、成長過程にありつつも、その形が明らかになっていく年、と言えそうです。アベノミクスは第二ステージに入りましたが、経済再生を図り、皆様の暮らしを良くするために、しっかりと成長を持続し、形にしていきたいと思います。
 
 さて、アベノミクス新三本の矢である「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」は、いずれも厚生労働省に責任があると考えています。厚労省の総力を上げて、GDP600兆円、希望出生率1.8%、介護離職ゼロ、といった目標を達成してまいります。国会においては、昨年から継続案件となっている労働基準法の改正、社会福祉法の改正に引き続き取り組むとともに、新たに、児童扶養手当法、児童福祉法、育児介護休業法の改正といった、皆様の生活に密着した様々な改正法案を厚労省から提出する予定となっており、皆様とともに議論を深めてまいりたいと思います。

 また、今年は日本で大きな国際会議が開催されます。5月には伊勢志摩サミット、9月には神戸でG7保健大臣会合が開催される予定であり、私は今からその準備を行っています。日本がグローバルヘルスに貢献する重要な機会ですので、皆様からのご指導を頂戴しながら、しっかりとその責任を果たしてまいります。

 本年7月には、参議院選挙が行われます。自由民主党として、引き続き皆様にしっかいりとお訴えをしながら、日本の再生に向けて、地方も含めた新しい国のあり方を、皆様と一緒に考える良い機会にしていきたいと思います。

 これからも皆様との一層丁寧かつ謙虚な対話を心がけながら、強い日本、強い愛媛、強い松山を取り戻すべく、一日、一日、全力を尽くして参ります。引き続き格別のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 
                   厚生労働大臣        
                   衆議院議員 塩崎 恭久