2008/12/09(火) NO.498号
今こそ大いに議論し、政策提言を(12月9日)
午後三時半から、先月21日に二次補正予算案の今国会提出を総理に対し提言した「速やかな政策実現を求める有志議員の会(速やか議連)」の会合を開く。前回の賛同議員数は24人だったが、今回は48人に増え、そのうち25人が出席した。
↓当日(12/9)の写真は過去のライブレポートから↓
(携帯) http://www.y-shiozaki.or.jp/i/livereport/index.php
(PC) http://www.y-shiozaki.or.jp/livereport/index.php
冒頭挨拶で、私からは、「我々の動きを倒閣運動ではないか、という指摘もあるが、そういうレベルの話ではない。困難に直面するたびに絶えず党内で激しい議論を行いながら結論を出す、というダイナミズムこそ自民党の本来の良さだったが、最近は『発信力に乏しく、おとなしい、余り役に立たないお年寄り政党』になり下がった、というのが大方の評価になってしまっている。昨日のような厳しい世論調査結果が出た時こそ、黙ってしまうのではなく、逆に党内各所で大いに議論を行って道を開いていくべきだ。今や自民党が生まれ変わるラストチャンス」と、今後多くの議員とともに政策論議を深め、執行部に対しても提言していくことを訴える。
参加議員から真剣な本音が熱く語られる。郵政民営化の堅持を含め、大きな改革の方向性を貫き通す事で、まず意見が一致する。また、党としての「本気度」を示す意味でも、失敗や誤りは素直に認め、一から出直す覚悟や、野党案と言えども良いものは受け入れる柔軟な姿勢の大事さについても同意が得られる。具体的政策に関しては、官僚主導政治から脱しながら、直面する経済危機に向けての景気・経済政策、後期高齢者医療制度の見直し、公務員制度改革、行政のムダ排除、国会議員定数削減・報酬カットなど、多岐にわたる意見が出された。いずれにしても、おもねることなく、分かり易く、中味のある政策を打ち出し、国民が当たり前、と思うことを当たり前に実行していこう、と合意。政策テーマに関しては早速事務局で仕分けをし、来週、それを基に再び会合を開くこととなった。大事なことは議論の上で、行動することだ。
今日の参加議員の熱い信条の吐露には、現政権や我が党に対する有権者、国民の厳しい目線を受けながらの危機感がみなぎっていた。そして、現在の自民党には、こうした自由に、何についてでも発言できる場が少なくなってしまっていることもよく分かった。今後、我々は政治家としての初心に立ち返り、また政党としての原点に戻って、再び国民の負託に応えられるよう、生まれ変わらねばならない。そのためにこの議連が率直な議論を交わす場を提供し、国民に対して強力な発信ができれば、と思う。
↓当日(12/9)の写真は過去のライブレポートから↓
(携帯) http://www.y-shiozaki.or.jp/i/livereport/index.php
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冒頭挨拶で、私からは、「我々の動きを倒閣運動ではないか、という指摘もあるが、そういうレベルの話ではない。困難に直面するたびに絶えず党内で激しい議論を行いながら結論を出す、というダイナミズムこそ自民党の本来の良さだったが、最近は『発信力に乏しく、おとなしい、余り役に立たないお年寄り政党』になり下がった、というのが大方の評価になってしまっている。昨日のような厳しい世論調査結果が出た時こそ、黙ってしまうのではなく、逆に党内各所で大いに議論を行って道を開いていくべきだ。今や自民党が生まれ変わるラストチャンス」と、今後多くの議員とともに政策論議を深め、執行部に対しても提言していくことを訴える。
参加議員から真剣な本音が熱く語られる。郵政民営化の堅持を含め、大きな改革の方向性を貫き通す事で、まず意見が一致する。また、党としての「本気度」を示す意味でも、失敗や誤りは素直に認め、一から出直す覚悟や、野党案と言えども良いものは受け入れる柔軟な姿勢の大事さについても同意が得られる。具体的政策に関しては、官僚主導政治から脱しながら、直面する経済危機に向けての景気・経済政策、後期高齢者医療制度の見直し、公務員制度改革、行政のムダ排除、国会議員定数削減・報酬カットなど、多岐にわたる意見が出された。いずれにしても、おもねることなく、分かり易く、中味のある政策を打ち出し、国民が当たり前、と思うことを当たり前に実行していこう、と合意。政策テーマに関しては早速事務局で仕分けをし、来週、それを基に再び会合を開くこととなった。大事なことは議論の上で、行動することだ。
今日の参加議員の熱い信条の吐露には、現政権や我が党に対する有権者、国民の厳しい目線を受けながらの危機感がみなぎっていた。そして、現在の自民党には、こうした自由に、何についてでも発言できる場が少なくなってしまっていることもよく分かった。今後、我々は政治家としての初心に立ち返り、また政党としての原点に戻って、再び国民の負託に応えられるよう、生まれ変わらねばならない。そのためにこの議連が率直な議論を交わす場を提供し、国民に対して強力な発信ができれば、と思う。
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