2009/01/28(水) NO.507号
国際社会における日本の役割を再考すべし(1月28日)
今週の月曜日、私の会館事務所に高校生時代の米国留学(AFS)仲間の尾身茂氏が、WHO西太平洋地域事務局長退任の挨拶に来られました。今後は出身校である自治医科大学で教鞭を執られるとの事です。
2期10年間の事務局長時代には、新型肺炎SARSや鳥インフルエンザ蔓延への対策、ポリオ根絶、結核対策など、多くの問題で大きな成果を上げられました。彼の帰国に合わせて時々集まる事も多かった我々AFS同期として誇りに思っています。私が官房長官の際には、WHOの事務局長選挙に出馬しながら惜敗し、残念な思いをしました。しかし帰国される事になった今後は、WHOで活躍しながら得た知識と経験を生かし、日本のためにも国際社会のためにも大いに貢献してもらいたいと思います。
尾身氏は元々慶応大学法学部に在学していましたが、日本全国を歩いた末に「僻地での医療に貢献したい」との思いに至り、意を決して自治医科大学に行き直されました。今から20年前にWHOに転職し、故小渕外相・総理などの応援を得て西太平洋地域事務局長に当選、今日まで活躍されてきた男です。私と彼は、東京でもWHOの事務所があるマニラでも、本来の力を出せていない日本の現状をどうすべきかについてよく語り合いましたが、来る2月10日に、私が委員長を務める自民党対外経済協力特別委員会にスピーカーとしてきてもらい、外から見た日本の現状と今後のあり方について話してもらう事になっています。
すっかり内向きになり、国際社会での立ち位置が揺らいでいる日本の、今後のあるべき姿、果たすべき役割、経済協力・開発支援のあり方、国際的人材の育成などについて、大いに意見を交わそうと思います。
2期10年間の事務局長時代には、新型肺炎SARSや鳥インフルエンザ蔓延への対策、ポリオ根絶、結核対策など、多くの問題で大きな成果を上げられました。彼の帰国に合わせて時々集まる事も多かった我々AFS同期として誇りに思っています。私が官房長官の際には、WHOの事務局長選挙に出馬しながら惜敗し、残念な思いをしました。しかし帰国される事になった今後は、WHOで活躍しながら得た知識と経験を生かし、日本のためにも国際社会のためにも大いに貢献してもらいたいと思います。
尾身氏は元々慶応大学法学部に在学していましたが、日本全国を歩いた末に「僻地での医療に貢献したい」との思いに至り、意を決して自治医科大学に行き直されました。今から20年前にWHOに転職し、故小渕外相・総理などの応援を得て西太平洋地域事務局長に当選、今日まで活躍されてきた男です。私と彼は、東京でもWHOの事務所があるマニラでも、本来の力を出せていない日本の現状をどうすべきかについてよく語り合いましたが、来る2月10日に、私が委員長を務める自民党対外経済協力特別委員会にスピーカーとしてきてもらい、外から見た日本の現状と今後のあり方について話してもらう事になっています。
すっかり内向きになり、国際社会での立ち位置が揺らいでいる日本の、今後のあるべき姿、果たすべき役割、経済協力・開発支援のあり方、国際的人材の育成などについて、大いに意見を交わそうと思います。
- 2010/05/22 NO.592号
- アジアの心配の種、日本(5月22日)
- 2010/05/08 NO.591号
- 余りにも杜撰な政権(5月8日)
- 2010/05/06 NO.590号
- がんばれ、菅ちゃん!(5月6日)
- 2010/04/25 NO.589号
- 将来ビジョンこそ政治の要諦(4月25日)
- 2010/04/24 NO.588号
- 子宮頸がんワクチンに公費助成を(4月24日)