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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2014/12/24(水) NO.800号 

第三次安倍政権の始動

 本日、特別国会が召集され、第三次安倍内閣が発足した。今回も大変厳しい選挙であったが、多くの支援者の皆様に温かく支えて頂いた。まずは、この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。
 
 今回の選挙は、消費税率再引き上げを延期するとともに、2017年4月に必ず上げること、そしてアベノミクスを継続していくこと、の三点を国民の皆様に問う選挙であった。その結果、まずはこの方向で進め、という判断が下された。まさに今日から、いよいよ安倍内閣の真価が問われる。

 アベノミクスとは、経済や大企業向けに限られた政策ではなく、女性の活躍、エネルギー、大学改革など、あらゆる分野で日本を変える改革を成し遂げるという大作業だ。成長戦略を着実に実行し、成果を出すことが、社会保障の安定化や財政再建の大前提となる。私も、国会議員としてのこれまでの取り組みを、成果として結実させるべく、全力で頑張ってまいる覚悟だ。

 また、安倍内閣が引き続き主要政策として取り組む「地方創生」は、地域の皆様に知恵を出して頂きながら、国、県、市がスクラムを組み一体となり、国の形を作り直す大改革だ。地域間のアイデア競争でもあり、是非とも地域の皆様に積極的にご参画頂きたい、と思う。改革の実現には、日本のこれまでの慣行や風土、文化、慣習といった根深いものを変えていかねばならない。あらゆる面からこれまでの政策を見直し、国と地方が連携して、そしてあくまでも地方が主体となって「地方創生」を実現する事が重要だ。

 この度、第三次安倍内閣において、引き続き厚生労働大臣を拝命することとなった。子育て支援、医療・介護、年金の改革を進め、すべての人が安心と生きがいをもって輝ける社会を構築してまいりたい。これまでデング熱、エボラ出血熱などの感染症対策にも、積極的に取り組んできたが、刻々と変化する厚生労働行政の課題に、柔軟かつ果敢に取り組んでまいりたいと思う。

 この困難な局面で閣僚を務めることに大きな使命感を抱きつつ、政治家としてその重責をこれまでにも一層増して忠実に全うし、強い日本、強い愛媛、強い松山を取り戻すため、全身全霊をもって取り組んで参る覚悟だ。何卒、今後とも特段のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。