2011/04/21(木) NO.653号
「まげねど!女川・石巻」(4月21日)
4月20日の朝、宮城県栗原市を発ち、NGOのJENの車で石巻に向かう。JENの活動現場に行く前に、石巻市追波川河川運動公園にテントを張って野営をしている、陸上自衛隊松山駐屯地第14特科隊を中心とする部隊を訪問、激励をする。松山で既に顔見知りになっている方々が迎えてくれたが、私の親友のお嬢さんとつい先日結婚した青年も、披露宴でスピーチをしてくれた上司の隊長と一緒に出迎えてくれ、感激、そして握手。
まず、3月15日に松山を出発して以来の活動状況について、特科隊長・松山駐屯地司令からテントの中で説明を受ける。岡山の部隊47名と松山の部隊182名、合計229名の編成で、行方不明者捜索、生活・医療・入浴支援など幅広い活動を北上川下流域で展開している。女性隊員も頑張っており、写真撮影担当者も女性だった。隊員のヘルメットなどには「まげねど!女川・石巻」とのシールが。
テント内の説明の後、私から、今回の震災・津波被害で被災地の皆さんはもちろん、全国民が自衛隊の力を改めて高く評価、信頼感もさらに増しており、自衛隊の皆さんには、大変でしょうが、是非引き続き支援活動に頑張って頂きたいとの気持ちを、感謝を込めて司令に伝える。
引き続き、北上川下流域での行方不明者捜索現場を視察。遠くに2隻、すぐ目の前に1隻ボートを浮かべての粘り強い捜索活動だ。手前では、北上川支流の両サイドの土手の上に3人ずつ立ってロープを渡し、ボートはそれを伝って、徐々に捜索を横に進める。同じ場所での何度目かの捜索だ、と言う。周囲は津波で壊滅した地域で、建物も殆ど残っておらず、そこここに車が転がる。さらに少しだけ下流に下ったところには、在校生108名のうち64名死亡、行方不明10名もの多くの犠牲者が出てしまった大川小学校がある、最もひどい被害を受けた地域だ。
まず、3月15日に松山を出発して以来の活動状況について、特科隊長・松山駐屯地司令からテントの中で説明を受ける。岡山の部隊47名と松山の部隊182名、合計229名の編成で、行方不明者捜索、生活・医療・入浴支援など幅広い活動を北上川下流域で展開している。女性隊員も頑張っており、写真撮影担当者も女性だった。隊員のヘルメットなどには「まげねど!女川・石巻」とのシールが。
テント内の説明の後、私から、今回の震災・津波被害で被災地の皆さんはもちろん、全国民が自衛隊の力を改めて高く評価、信頼感もさらに増しており、自衛隊の皆さんには、大変でしょうが、是非引き続き支援活動に頑張って頂きたいとの気持ちを、感謝を込めて司令に伝える。
引き続き、北上川下流域での行方不明者捜索現場を視察。遠くに2隻、すぐ目の前に1隻ボートを浮かべての粘り強い捜索活動だ。手前では、北上川支流の両サイドの土手の上に3人ずつ立ってロープを渡し、ボートはそれを伝って、徐々に捜索を横に進める。同じ場所での何度目かの捜索だ、と言う。周囲は津波で壊滅した地域で、建物も殆ど残っておらず、そこここに車が転がる。さらに少しだけ下流に下ったところには、在校生108名のうち64名死亡、行方不明10名もの多くの犠牲者が出てしまった大川小学校がある、最もひどい被害を受けた地域だ。
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