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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2012/10/17(水) NO.737号 

子どもの未来にかけた人生

 一昨日の朝、定例のJR松山駅前での街頭演説の後、空路福岡へ向かう。愛媛・松山出身で、私の父の秘書を7年間余、私の初当選以来3年間公設秘書を務めてくれた宮内秀樹氏が福岡4区の選挙区支部長となり、次期総選挙に向け奮闘中で、その応援のためだ。

 一旦民間に転出後再び永田町に戻り、前回総選挙まで秘書として仕えた代議士の地盤からの出馬だ。聞けば、現職の「生活が第一」や「たちあがれ」新人など7人もの立候補が予定する乱戦区。地域的には福岡市北隣の、人口がかなりのペースで増加するベッドタウン(宗像市、福津市、古賀市、糟屋郡)。

 私と関係の深い団体や企業をともに回り、次期総選挙に向けての支援をお願いする。夕方、後援組織ができたばかりの福津市での後援会幹部との懇親会。一人ひとりにお酒を注ぎながらお声を聞くと、地元代議士の秘書時代に築いてきた地元の皆さんとの人間関係を大事にしてきたことが良く分かる。皆さん、引き続き熱い応援、よろしくお願いします。

 昨朝7時、福岡空港を発ち、羽田に向かう。10時の青森行きの便に乗り換え、元全日本私立幼稚園連合会長、故三浦貞子先生の弔問に向かう。

 先週末13日(土)、松山にて訃報を電話で受け取る。享年90歳。かねてから大病を患いながらも、持ち前の精神力、明るさで合計4〜5回の大きな手術を乗り越え、頑張っておられた。前回の大手術後2回ほどお見舞いに青森のご自宅に出向き、そろそろもう一回行かねばと思っていた矢先のことだった。

 青森空港からは、全日本私立幼稚園連合会の香川会長などと、白ゆり幼稚園内にあるご自宅に向かう。到着後間もなく、集まった三浦先生を慕う皆様とともに花一杯にし、ご自宅から斎場への出発を見送る。三浦先生の棺は、ご自宅に別れを告げ、幼稚園の園庭や建物の中を通り、最後は玄関から園児たちのお別れの言葉に送られて、手塩にかけてこられた幼稚園を後にされた。その間、棺を担がせて頂いたことに感謝する。

 1955年の白ゆり幼稚園設立以来ひたすら子供たちの育ちを見守り、10年間の長きにわたって全日私幼の会長をお務め下さり、望外の心配りを私にも下さった三浦先生。心からご冥福をお祈りします。合掌。

 夕方4時過ぎ、羽田空港着。議員会館の自室にて、金融、原子力などのレクと議論が続く。