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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2011/10/25(火) NO.681号 

感謝を込めて

 昨日、「第7回塩崎恭久と明日を語る会 in 大阪」を大阪・梅田のホテルにて開催しました。関西の方々を中心に、遠く東京、松山などからも大勢の皆様にご参加を頂き、感謝の限りです。まずは昨今の政治、経済情勢と、それに対する私の取り組みについてお話をさせていただき、続いて欧州・米国経済危機、タイの大洪水、日本経済と震災復興、国会への原発事故調査委設置法案成立など、山積する課題についての私の考えを語りました。その後の懇親会では、幅広いバックグランドの方々と歓談することができ、ありがたかったです。

 私は父の勤務の関係で、大阪府池田市で生まれました。大阪勤務を2回した父は今年5月に他界し、残された91歳の母は、「関西の皆さんにご挨拶できるのも今回が最後かも知れないので、是非行きたい」とやや弱気でしたが、日帰りで大阪まで来てくれました。ひと回り小さくなった母に、「少し痩せられたのでは」との皆様から労わりの言葉もいただきました。

 ご報告が遅れましたが、東京での父の葬儀の際に皆様から賜ったお志の一部を、認定NPO法人ジャパン・プラットフォームの東日本大震災被災者支援事業に寄付させて頂きました。ジャパン・プラットフォームは、元々、海外での緊急人道支援を行うNGOを経済界、政府、マスコミなどが支援する枠組みで、中越沖地震頃から国内でも活発に緊急人道支援活動を行ってきており、今回の東日本大震災、福島原発事故においても、発災以来、30余りのNGOが専門的支援で頑張ってきてくれています。私が4月に被災地に入った際にも、3つのNGOの活動ぶりに触れました。

 こうした専門的に訓練を積んできているNGOに更にエンパワーしてもらい、国内外で現場ニーズに合った有効な市民社会支援活動を展開できるよう、引き続き私も応援し続けていきたいと思います。