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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2013/05/01(水) NO.758号 

ベトナム、英国と対話を深める

 先週末に一泊三日で訪問したベトナムに続き、四泊六日の予定で英国に向かうべく、成田空港を発つ。

 ベトナム訪問は、東アジアサミット国(ASEAN+6)が中心となって、東アジアの経済統合を目的としたシンクタンクであるERIA(東アジア・アセアン経済研究センター)の5周年を記念する議員連盟、民間企業の視察団への参加のためだ。ASEAN事務局があるインドネシア・ジャカルタに置かれたERIA本部に先週金曜日に訪問予定だったが、参院選向け公約に関する議論のための自民党政調全体会議が開かれ、インドネシア行きはあきらめ、次の訪問国であるベトナム・ハノイから参加。議連会長の二階自民党総務会長代行を先頭に超党派メンバー、民間企業からの参加者を含め、約60名の一大デリゲーションでサン国家主席などとじっくり意見交換。

 今日から訪問する英国では、サッチャー・中曽根両首脳の合意に基づき始まった日英21世紀委員会の第30回目の会合に、日本側座長として参加するためだ。国会議員、経済人、学者、マスコミ人等、幅広い参加を得て深い議論が行われるこの会議において、私は2002年の第18回会合から2011年の第28回会合まで座長を務めた。昨年は政権与党からということで、前原元外相が座長を務められ、今回、自民党政権復帰に伴い再び私が座長を務めることとなった。今回、民主党からは前原誠司、長島昭久両代議士、維新の会からは中田宏代議士、自民党からは小泉進次郎代議士が参加、なかなかの組み合わせで、議論が面白くなりそう。

 いつもはまず首相表敬訪問を行うが、今回はキャメロン首相が出張中のため、代わってヘイグ外相と面談予定。3日に会場をロンドン郊外のウィルトン・パークに移し二日半の会議。日英の政治経済情勢から始まり、経済、気候変動・エネルギー政策、安全保障、貿易・投資、コーポレート・ガバナンス、国際経済協力、日英協力など、盛りだくさんのアジェンダに関し、いつもながらの活発な意見交換が行われる予定。