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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2012/01/16(月) NO.696号 

急変貌のミャンマー

 土曜日の最終便で上京、深夜0:30に羽田を発ちバンコクへ。定刻より40分程早く、早朝5時過ぎにバンコクに到着。8:00に再び空路ヤンゴンに向かい、9時過ぎ、10数年ぶりにヤンゴン空港に降り立つ。前回は、一期上の野田実代議士(当時)を団長に9人の自民党国会議員での来訪だった。空港に「フランス共和国」と書かれた3発の小型プライベートジェットが駐機されている。聞くと 、フランスの外務大臣だそうだ。せいぜい20人も乗れるかどうかの小型機だが、本来外務大臣はこれくらいの飛行機に収まるスタッフ数で、小回りを利かせて世界を飛び回るようでなければ、いけないのでは。首脳とて、ジャンボの専用機に乗っているのは日中韓くらいだ。

 日曜日という事もあってお参りのミャンマー人で賑わうシュウェダゴン・パゴダで、安倍元総理、遠藤利明自民党幹事長代理ら「アジアの子ども達に学校を作る議員の会」一行に合流。金箔を貼ったこの聖なるパゴダには、お釈迦様の8本の髪の毛を収めていると言われている。ちなみに、我々議連の積み立て会費で建てた小学校の引き渡し式は、昨日、盛大に行われたという。村中の人たちが日の丸の小旗で大歓迎だったそうだ。

 早めの昼食を取り、12時にホテルを貸し切りバスで発ち、新首都ネピドーへ向かう。乾期で道路脇の緩やかな岡は緑が薄いし、穀物を植えた農地は殆どない。見える家畜の多くは水牛だ。家も藁でできたものが多い。アスファルトではなくコンクリートで作られているため、極めて乗り心地の悪い、しかも殆ど車が走っていない「高速道路」を飛ばすこと5時間、新首都に到着。政府関係らしき建物の建設ラッシュだ。

 与党である連邦連帯開発党(Union Solidarity and Development Party)の本部に、テー・ウー総書記を訪ね、約1時間意見交換。昨年3月に民政移管が行われ、テイン・セイン大統領率いる政府が誕生、アウン・サン・スー・チー女史との直接対話も行われ、次々と政治犯の釈放が続くなど、民主化・国民和解が進展しているミャンマー。総書記からは、このような国内外に開かれたミャンマーを作る原動力として、日本とミャンマーの友好関係を更に進展させる意向や、技術協力の要請意志が表明され、我々からも急変貌を遂げるミャンマーをしっかり応援していく旨表明。

 続いて、安倍元総理主催夕食会を我々の宿泊するホテルで行う。クリントン米国務長官が先日泊まったホテルだ。コテージ風で、なかなかおしゃれ。テー・ウー総書記は、率直な裏話を含め、打ち溶けた雰囲気の中で国家の本音を語ってくれ、和やかな会となった。

 今日は、残念ながら、スー・チー女史とは時間の折り合いが付かず会えないが、テイン・セイン大統領、上院議長、下院議長と会談する予定。その後、再び陸路ヤンゴンに戻り、バンコク経由、明朝早く、羽田空港に戻る予定だ。

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