トップ > マスコミファイル

マスコミファイル MassMedia File 塩崎やすひさに関する取材、記事をご覧いただけます

  • 全タイトル一覧
  • バックナンバー

読売新聞-1999年6月24日[取材メモ]

バーチャル総裁選世代

 自民党の山本一太参議院議員ら一部若手議員が、インターネットで総裁選を実現しようと準備を進めている。といっても、小渕首相や加藤紘一前幹事長らを候補者に投票を募るのではない。十年後をにらんで、四十歳代の議員を仮の候補者に仕立てニューリーダーとして売り出そうというわけだ。

 いわばバーチャル(仮想)総裁選。だが、候補者の所信表明、推薦人のあいさつ、候補者同士の政策討論など本番さながらにしようとずいぶんまじめだ。

 候補者には、故安倍晋太郎元外相の次男・晋三衆院議員(森派)、昨秋の金融国会で「政策新人類」と呼ばれた塩崎恭久参院議員(加藤派)らの名が挙がっている。「ネット上なら党や派閥の了解はいらない。各派閥の若手にも呼びかけたい」と発案者の山本氏。

 現実の総裁選は九月下旬に実施される。

 「今から『仮想』なんて言わず、いっそ若手が本番にチャレンジしてみてはどうか」(閣僚経験者)との声も。