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愛媛新聞-2000年5月11日

自民1区・参院くら替え出馬「勝利目指し協力」関谷・塩崎両氏が会見

 自民党の次期衆院選愛媛1区公認調整問題で、同区現職の関谷勝嗣前建設相と塩崎恭久参院議員(愛媛選挙区)が10日午前、東京・永田町の党本部でそろって会見し、次期衆院選では塩崎氏が愛媛1区にくら替え出馬し、関谷氏は塩崎氏の参院辞職に伴う補欠選挙に立候補することを正式に表明した。

 同日、会見前に開かれた党選対小委員会に両氏と池田忠幸県連幹事長が出席。塩崎氏の愛媛1区出馬、関谷氏の参院転出が正式に決定された。その席で両氏は「大変ご心配をかけたが、これからは二人で協力して勝利を目指したい」と述べ、握手を交わしたという。

  塩崎氏は12日に辞表を提出するとみられる。衆参の補選を4月と10月の年2回に統一する改正公選法が17日にも施行される見通しのため、参院補選は衆院選と同日選挙になる6月8日告示、25日投票になる見込み。

 関谷、塩崎両氏は1995年3月に「5年後には、塩崎氏を愛媛1区公認候補とし、関谷氏を最優先で衆院比例四国の名簿上位とする」との裁定を受け入れていた。しかし7から6への比例四国定数削減や現職候補との調整で、関谷氏の比例名簿上位登載が困難となり調整が難航。裁定はいったん白紙とされ、調整は党執行部に一任されていた。

 会見で関谷氏は、5年前の裁定が守られず参院へ転出する結果になったことについて「個人的な考えや感情はあるが、党に一任していたので、今の時点でそれをとやかく言っても仕方がない。今日の最終決定に従い、それぞれの道を歩んでいく」と話した。塩崎氏は「関谷先生と力を合わせて、両方の選挙で確実に勝てるよう頑張りたい。先生に感謝を申し上げ、ご指導を得ながら政治活動をしていきたい」と述べた。

 党益優先の衆参入れ替え選挙に批判が集中していることについて塩崎氏は「5年前(の候補調整で)すでに大枠が決まっていた。批判は正面からとらえ、(小選挙区比例代表並立制という)新制度導入に伴う過渡期の問題への対処ということで、ご理解をいただけるよう最大限に努力したい」とした。また関谷、塩崎両氏ともに、今回の調整では覚書などの約束がいっさいないことを明言した。

 これまで衆院愛媛1区には、元職で民主党県連代表の宇都宮真由美、新人で共産党県常任委員の林紀子、新人で社民公認の市民団体役員永和淑子の3氏、参院愛媛選挙区補選には新人で共産党県常任委員の谷田慶子氏が立候補表明している。