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毎日新聞-2007年3月27日掲載記事

「生活者」民主の専売特許じゃない

―安倍晋三政権が26日で発足半年を迎えました。どのへんにエネルギーを使いましたか。
◆予想外のことがいくつかありましたよね。去年の本間正明前政府税調会長、佐田玄一郎前行政改革担当相の(辞任の)問題など、あまりプラスではないことが。政策とは関係ない問題がいろいろ起きて、どう補ったらいいのか大変だった。そういうところで少し巧みさに欠けたかもしれないというのは、私自身が反省しなくてはいけない。やはり女房役というのはこんなものかと。妻の大変さがよく分かった。

―教訓を得て、少し変わってきましたか。
◆小泉改革は壊す改革で、安倍改革は作る改革です。壊すのはよく見えるから、拍手喝さいするけど、作る方は初めは分からないけど、だんだん見えてきて夢が大きくなったりする。首相が「漢方薬」という言葉を使っていますが、歴史的に後から振り返ると、結構新しい仕組みを作った内閣になると思います。新成長戦略は、そうした国づくりのベースになる。安定的に成長する経済がなかったら、外交も、国内の地域間格差、所得格差の問題も解決できないですから。

―夏は参院選では何を争点に戦いますか。
◆一つは教育。それと成長力底上げ戦略。格差・地域社会をどうしていくかといったいでね。

―憲法改正は争点になりますか。
◆首相が年頭の記者会見で言ったのは「憲法改正には取り組んでいく。それを参院選でも訴えていく」ということで、憲法だけを争点に戦うと言っているわけではない。国民生活に直接関係することが一番大事な争点ではないか。「生活者」は別に民主党の専売特許でも何でもなく、安倍内閣も大事。だからこそ首相は2月から地方の現場を見るというのをやっている。

―参院選の勝敗ラインは。
◆これは党に任せましょう。

―参院選で与党が過半数割れしても安倍政権は続くとの見方が多いですが。
◆負けた時を考える暇があれば、どうやって勝つか考えますよ。

―参院選前に内閣改造すべきだとの議論が絶えません。
◆これは首相が明確に否定していますから。任命権者たる首相が否定されていつ通りなんじゃないですか。

―これだけ内閣改造が言われるのは、やや政局的な思惑もありますね。
◆ややじゃないですよ。それしかないですよ。

―例えば塩崎長官を引きずり下ろしたいとか・・・・・・。
◆更迭の筆頭ですか、私が?いや知らん、知らん。あまり信ぴょう性のあるものには、そういうことは書いてなかった気がしますが。

―首相が最近、強気になったと言われますが、近くで見ていてもそう感じますか。
◆別に変化したわけではなくて「地」が出てきたということではないでしょうか。首相は穏やかに見えて結構激しいところもある。やはり人間は少し充電しないといけないんで、お正月に休んで行動パターンを変えることで思うこともあるんじゃないか。ぶれない姿勢というのは、いろんなことが起きて初めてみんな分かることですから、荒波があるのもいいんじゃないですか。