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やすひさの瓦版 Yasuhisa's Kawaraban やすひさの季刊誌をまとめています

2018/01/01

やすひさの瓦版110号(新年号)

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、温かく、力強いご支援を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。皆様のお陰さまで9期目の国政に送り出して頂き、本年も引き続き、日本が直面する諸課題に正面から立ち向かう決意を新たにしています。
 厚労大臣退任後、党税制調査会のインナーメンバー、データヘルス推進特命委員長、党・政治制度改革実行本部長を拝命し、税制、政策、党改革等のあらゆる面から、日本の改革に取り組ませて頂いております。
 本年も皆様と心をひとつにして、安心をかたちにすべく、社会保障をはじめとする諸課題にじっくり取り組み、一人ひとりの幸せと我が国と、地域の発展を目指し、努力して参ります。皆様の変わらぬご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。

人生100年時代へ向けて
 
(一人ひとりの健康増進を)
日本は「少子化」、「高齢化」、「人口減少」、「労働力人口減少」の四つの課題に直面しながら、国民一人ひとりの健康寿命をどう延ばしながら、幸せづくりを可能とするか、世界が注目しています。「人生100年時代」へ向け、私が厚労大臣の際に始めた「データヘルス改革」を、自民党からも後押しするため、昨年12月、政調会に「データヘルス推進特命委員会」を立ち上げて頂き、私がその委員長に就任しました。縦割りを排し、健診、医療、介護のビッグデータを連結し、「予防」をキーコンセプトとして、「より健康に、より持続可能な保健医療制度の構築」を目指します。ICTをフル活用し、データヘルスのメリットを国民にしっかりお届けしたいと思います。

(子どもの未来を保障する)
一昨年、昨年と2年連続、全会一致で抜本改正された児童福祉法では、日本の法律に初めて「子どもの権利」が明定され、子どもの「家庭養育優先原則」が定められました。実親による養育が困難な場合、今後、大規模な施設での代替養育は考えられず、特別養子縁組や里親等、家庭と同様な養育環境において養育されるべきとの優先順位が明確になりました。その着実な履行を図るため、平成30年度内の「都道府県推進計画」全面見直し、児童相談所の拡大強化、フォスタリング機能強化など市町村における健全養育支援体制の整備等を具体化します。
 
(改革は足元から)
安倍総理から「党・政治制度改革実行本部長」を拝命し、自民党を真に国民に信頼される政党にするための党改革の責任者となりました。若手を中心とする役員会では早速、時代に即したネット戦略や、受動喫煙規制法とカジノ法の党議拘束不適用、党大会の魅力、拡大、など様々な意見が出ています。今後議論を深め、国会で過半数を頂戴している今だからこそ、国民政党、改革政党として、あらゆる国民の主張に耳を傾け、期待に応える丁寧かつ謙虚な政治を提供し続けられる政党となれるよう、万全を尽くして参る覚悟です。

(地域から課題をみつける)
昨年、皆様のお陰さまで、約3年間の厚労大臣の大役を無事に全うさせて頂きました。今年も愛媛、松山で、活躍も、苦労もされている皆様から生の声をお聞きし、政策づくりに反映させて参ります。引き続き、皆様のご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。