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やすひさの瓦版 Yasuhisa's Kawaraban やすひさの季刊誌をまとめています

2017/05/01

やすひさの瓦版(108号)

日本復活へ、改革の手を緩めることなく日々前進。
  
春光うららかな季節を迎えましたが、お元気でお過ごしでしょうか。新年度の門出を皆様とともにお慶び申し上げます。3年目においても、厚生労働大臣の職務に引き続き全力で打ち込むことができますのも、皆様の永年の温かいご支援、ご指導のお陰さまと、改めて心より御礼申し上げます。
さて国会では連日、「働き方」は「暮らし方」というコンセプトの下、日本の企業文化や風土を変え、「成長と分配の好循環」を実現するための大改革に取り組んでいます。安倍内閣の最大のチャレンジである「働き方改革」は、この3月、安倍総理の下で私が議長代理を務めた「働き方改革実現会議」が「働き方改革実行計画」を発表し、労働基準法70年の歴史で初めて労使が合意を果たした「法律による罰則付きの時間外労働の上限規制」や、 「正規」と「非正規」の不合理な処遇差の解消をめざす「同一労働同一賃金」、「エイジレス社会」を目指す「高齢者の就業促進」などを実現するため、具体的な法改正へと取り組んでまいります。また、4つの人口問題(人口減少、労働力人口減少、高齢化、低出生率)に直面する日本が、国民皆保険などの保健医療制度を維持するため、健康・医療・介護においてICT利活用を標準化する中で一体的に進める「データヘルス改革」のほか、国民の皆様の生活に最も近い場所にある子育て支援、介護環境の整備については、保育・介護の処遇改善、受け皿の整備・拡充、両立支援などについて、平成29年度予算でしっかり措置するなど、着々と対策を講じています。
愛媛の雇用・経済情勢については、全国的な好転の流れと共に改善傾向が見られ、愛媛の完全失業率は直近で2.5%、有効求人倍率は1.51倍と、いずれも着実に改善が進んでいます。しかし私たちは、この好転しつつある経済の流れを後戻りさせることなく、更に前へ強めていかなければなりません。引き続き、愛媛、松山で、活躍も、苦労もされている皆様の生の声をしっかりと受け止め、日々、改革の手を緩めることなく、全力で取り組んでまいる決意です。皆様の温かいご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。