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やすひさの瓦版 Yasuhisa's Kawaraban やすひさの季刊誌をまとめています

2014/01/01

やすひさの瓦版(99号新年号)

新年明けましておめでとうございます。
昨年も温かいご指導、ご支援を頂き、ありがとうございました。とりわけ夏には、皆様のお陰さまで衆・参の「ねじれ」も漸く解消され、深く感謝申し上げます。
しかし私達は、引き続き政治の原点に立ち戻り、あらゆる国民の声に真摯に耳を傾けんがら、丁寧に、謙虚に、そして果断に強い日本の復活に向けて、なお一層改革を続けなければなりません。
昨年秋より、衆・予算委員会筆頭理事を務めています。皆様と心を一にして、自民党を変え、松山・愛媛を守り、日本を救うという大きな使命感を持って、全力で頑張りたいと思います。皆様の益々のご指導を宜しくお願い申し上げます。

国を変える覚悟も新たに

(国を変える覚悟)
 「選挙に勝つことよりも、トップダウンによる改革を通じた国益実現こそを優先した。」
これは、昨年12月初に来日され、私もパネリストとして同席させて頂いたシュレーダー前独首相が、基調講演で発した明快なメッセージです。東西ドイツ統一、ソ連崩壊、中国での改革開放など、経験した事のないような世界的な大きな変化の中で、改革の痛みに耐えかねた国民に一度は選挙を通じて「NO」と言われたものの、あらゆる改革を断行し、かつて「欧州の病人」とまで言われたドイツを、今日の「欧州経済の牽引車」にまで引き上げた立役者の重みのある言葉です。

(あらゆる変革、そして新陳代謝を)
 政府による「日本再興戦略」、自民党の成長戦略「中間提言」、いわゆるアベノミクスが目指すのは、一言でいえば、これまで日本と日本人の卓越した能力の発揮を邪魔してきた様々な要因を一つ一つ取り除き、日本人の潜在力を存分に発揮でき、新陳代謝を格段に良くするため、あらゆることを変えること、と言っても良いでしょう。失敗を恐れず、新しいことに挑戦し、新たなアイディアを次々生み出す「起業大国」へ生まれ変わることこそが必要です。
そのためにも、規制改革、銀行の融資姿勢改革、コーポレートガバナンス改革、株式持ち合い構造解消、GPIFなど機関投資家の積極化、競争政策推進、大学のガバナンス改革、女性と高齢者の一層の活躍等々の取り組みが必要です。

(新しい国へ)
このように、経済を立て直し、消費税引き上げを乗り越えつつ、愛媛など地方においても経済回復、暮らし改善を実感できるようにしていかねばなりません。
 その強い経済とともに、次代を担う人材育成に向けた教育改革、外交・安全保障政策の明確かつ強固な司令塔づくり、持続可能な社会保障確立と財政再建、開かれた国における農業等一次産業づくりなど、課題山積です。
本年も精一杯頑張りますので、よろしくご指導ください。