NO.195号 2001/06/28
まだどこかの回路が切れている自民党の政策決定

朝8時から「緊急経済対策特委・金融調査会・財金部会合同会議」があり、銀行の株式保有制限、銀行保有株式取得機構(仮称)、および不良債権処理策について金融庁から説明があり、異論噴出。特に株式取得機構に関しては、山本幸三、渡辺喜美、佐藤剛男、河野太郎各代議士、そして私から強い反対論が出た。3党の統一公約にするそうだが、金融政策に深く関わってきた人たちがこれだけ反対しているのに、過去に決めた事だから、という理由だけで突き進むのはいかにもおかしい。小泉内閣はこれまでの自民党のスタンスを否定して出てきた自民党総裁のはず。自民党の政策決定回路のどこかが依然として切れている。
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