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政策提言

2013/11/08 

公正競争条件確保法案(衆議院提出)

 11月8日、私が筆頭提案者となって、議員立法「公正競争条件確保法案」を衆議院に提出した。
https://www.y-shiozaki.or.jp/livereport/detail.php?id=3151

 民間企業が経営危機に陥った際に、どこまで国の関与が許されるか、国民の税金である公的資金を経営に失敗した私企業に投入する事が認められるのは、その分野での競争条件にどこまでの影響をもたらす事までが許容されるのかなど、これまでわが国には、その明確な原則や目安がなかった。

 公正取引委員会に対し、競争条件を歪めない範囲での私企業への公的支援に関するガイドラインの作成を義務付けるとともに、そのガイドラインから大きく逸脱する場合には、かかる公的支援実施官庁等に対して通知を行ない、その事実を公表する。

 野党時代の昨年夏前から、自民党内の同僚議員とともに議論を重ねて来たこの法案は、「業者行政から競争政策へ」との考え方に基づく政策として、自民党・日本経済再生本部「中間提言」においても正式提案したものだ。幾重にもわたる私企業に対する公的支援は、私企業の保護を通じて、市場の競争条件を歪め、民間市場の新陳代謝を阻害する結果をもたらしてきた。戦後日本の経済政策の大きな転換点となる意味深い法律だと自負している。
 
 今後国会へと審議のステージが移る。私も提案責任者として、法案の成立に向けて全力を尽くしたい。